持病が分かったきっかけ 高血圧症編

これは50代になって判明した訳では有りませんが、後々関係していることになりますので、かれこれ30年位前の事からお話しします。

 

それは20代の頃の事、まだ病気の事など全く気にせずに、夜更かししたり深酒をしても、翌朝には元気に目覚めていたのですが、気がつくといつからか前日の晩に夜更かしや深酒をしなくても朝頭痛で目覚める事が、毎日起こるようになりました。

 

当時、その事を家族に話したら、母親からこの薬飲んでみな、と勧められてよく効く痛み止めかなと思いながら飲んでみました。

 

すると翌朝から頭痛を感じなくなったんです。

 

母親にあの薬良く効くねって言ったら、その薬は何と高血圧症を改善する薬でした。

母は自分が高血圧症でしたので、私の症状もそうかもしれないと私に自分の薬を飲ませたんです。

それがたまたまその時に効果をもたらしたんですね。本当たまたまに!

 

その後すぐに病院を受診して、先生にその事を話したら、早速血圧を測って教えられた数値が、176110でした。

血圧を測った事がある方ならお分かりだと思いますが、見るからに高い数値ですよね。

(※参考までに、よく病院で見かける穴に腕を通してスタートボタンを押すだけで自動で血圧を測れる機械の利用方法ですが、注意書き通りの正しい姿勢で測る時と正しくない姿勢で測る時の数値が違う場合がありますので、正しい姿勢で測りましょう♪)

 

それから高血圧症との戦いが始まりました。

 

薬を一か月分処方してもらい、一か月後改めて測ってみましょうと言われ、薬を毎日飲みながら様子を見ました。

お陰で頭痛は治まり、これで大丈夫かなぁと軽く考えていて、一か月後病院で血圧を測ったら、少しは数値が下がっていましたが、さほどでもなく、率直にあれっ!どうして!頭痛治ったのにって思いました。

 

私は何も分かっていなかったんです。

先生から高血圧症は、簡単に治るものではなく、薬を飲み始めたらまず一生飲み続けると思って下さい。そして、最適な薬が決まるまで色々な薬を試しながら診断して行くので、長い目で向き合って下さいね。と説明されて軽く考えていた私は、改めて大変な事になったと気付かされました。

 

そして先生の言っていた通りに、色々な薬を数ヶ月単位で試して、やっと今年に入ってからです、数ヶ月前から数値が正常値になりひと安心してます。

但し、薬を止めるとまた数値が上がってしまうそうなので、これからも飲み続なければなりませんね。

最初に受診した時から、変わらずこの先生には他の病気も含めお世話になっています。

先生は多分私と同年代だと思いますのでとても話しやすく、かかりつけ医がある事は大事な事だと私は思います。

 

さて私の血圧の数値が、なぜ中々下がらなかったのかと言うと、それは50代になってから判明した原発性アルドステロン症と言う病気が関係してます。

この病気が分かったきっかけも他の持病と関係がありますので、またの回でお話ししたいと思います。

 

結局、私の場合は母親からもらった薬で頭痛が治らなかったら、高血圧症は判明してなかったかも知れないので、若い内でもほっておかずに小さな事でも面倒くさがらず直ぐに病院を受診する事をお勧めします。

 

高血圧症による合併症

  1. 高血圧性心肥大
  2. 心不全
  3. 脳出血脳梗塞
  4. 心筋梗塞狭心症
  5. 眼底網膜病変
  6. 腎障害・腎不全
  7. 閉塞性動脈硬化症など

怖いですよね、迷わず病院に行きましょう!

 

つづく

 

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