糖尿病治療編
前回糖尿病が分かったきっかけはお話ししましたが、糖尿病になったのは、私の場合は遺伝性が主な理由だそうです。母が糖尿病でした。
さて治療のお話しです。
糖尿病と診断されて、直ぐに治療開始。
自分で日々行う事が結構あり、面倒くさいと思ったら続けられない様な内容を看護師さんから説明されました。
毎日、朝晩に自分で血糖値を測り記録する。
指先に針を刺し、出血した血で血糖値を測る。
針を刺す器具、血糖値を測る器具の使い方を教授して、器具を預かります。針とセンサーチップだけは一回使用毎の消耗品でしたので、必要な期間処方されます。
あと、栄養士さんから食事についてのせつめいを受けました。驚いたのは、糖尿病だからといって食べてはいけない物はないと言う事。バランス良く適量を取る事が大事と言う事でした。
それと処方されたのが、お腹に注射する薬でした。
糖尿病の人から聞いた事があったので、とうとう私もインスリンを打つ時が来たのかと思いましたが、それがインスリンではなくトルリシティという膵臓からのインスリンの分泌を促す作用と食欲減退の作用のある薬だった様で、週に一回打つ物でした。
私の場合、膵臓からインスリンが全然出ていなかった訳ではなかったので、この薬になった様です。
やく半年使いましたが、血糖値やHbA1cの数値が下がり、体重も半年で15〜20kg程減りました。
体重は、おそらく薬だけのせいではなく、食事に対しての意識も影響していたと思います。
当然血圧にも多少の影響がありました。
折角落ちた体重ですので、今でもこの落ちた体重は維持する様に努めています。
ちなみに172cm72kgです。(以前は約90kg)
その後、エクメットという薬に変わり、これは飲み薬ですが、朝食後と夕飯後の一日2回一粒ずつの服用だけになりました。
2ヶ月毎に血液検査をしていますが、血糖値もHbA1cも安定しています。
何はともあれ糖尿病が分かった時に、合併症(腎臓機能や眼底出血など)が無かった事が不幸中の幸いでした。
場合によっては、人工透析や失明、または壊死による足の切断なんて事にもなりかねませんからね。
まぁ油断せずに向き合っていこうと思います。